じゃっくの雑多趣味ブログ

いろんな趣味の備忘録

冬にキャンプツーリングしたくなってしまった人へ

ゆるキャン2期放送中!ということでコロ助にも負けずキャンツーに行きたくなってしまったオタクも多かろう。僕もそのうちの一人です。

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theurawaempire.hatenablog.com

過去に初心者向けのキャンツー記事書いたら、この場末のブログで一番の人気記事になったらしい。初めてキャンプ行く人はこっち読んでから春以降にしようね。

 

 

さて、冬のキャンツーはそれ以外の季節に比べると気にしなくてはいけないことが多く、初心者向けではない。というか下手したら死ぬ。

まずはメリットとデメリットから。

メリット

・人が少ない&民度が高い

ハイシーズンに比べて圧倒的に人が少ない。ちゃんとした装備を持ってない人は冬にキャンプなんかしないし、ちゃんとした装備はそれなりに値が張る。ウェイ系大学生や家族連れはほぼ全滅し、残った人たちは”わかってる人”が多いので民度が高くなる傾向にある。

とはいえ人気のキャンプ場は冬でも満員になるし、隣人ガチャを外せば夜中までうるさい人はいる。こればっかりはしょうがない。

 

・虫や動物が少ない

夏のキャンプの夜は虫天国になることが多く、苦手な人にとっては辛い。冬は夏に比べて虫は激減し、ほぼいなくなる。水場の近くでも安心して過ごせるのはメリット。

 

・クーラーボックスがほぼ不要になる

陽が落ちれば10℃を平気で切るので、クーラーボックスに入れなくても買ってきた肉なんかが痛みにくくなる。レジ袋に氷でも入れてほっといてOKなのは省スペースの観点でもアド。

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・晴れの日が多い

やれ五月雨だ梅雨だ秋雨だゲリラ豪雨だと雨には事欠かない日本だが、冬だけはよく晴れることが多い。雨の中のキャンプは物好き以外お断りなので結構デカいメリットだったりする。

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・コーヒーがうまい

極寒の中飲むコーヒーはうまいぞ

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デメリット

・外で寝ると死ぬ

酒飲み過ぎたりして寝袋入らず寝てしまうと下手したらそのまま死にます。

 

・冬用シュラフが高いしデカい

詳細は後で説明するけど、冬用のシュラフは高いしデカい。

  

・道が凍る

キャンプ場というのは往々にして人里離れたところにあることが多い。それに伴い、道中が山道になっていることも少なくない。日陰になるところはブラックアイスバーンになっていることがあり非常に危険。天気予報をよく見て雨や雪が降った次の日は避けよう。

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当然バイクも凍る

 

・陽が落ちるのがやたら早い

夏キャンと同じ感覚で設営やら買い出しやらをやってるとあっという間に陽が暮れる。陽が落ちたキャンプ場はとても暗い。暗い中でやると設営、火起こし、料理等の難易度が爆上がりするのでさらに時間がかかり・・・と悪循環に陥る。さらに陽が落ちた瞬間からガンガン気温が下がっていくので、火を熾すまでクソ寒い思いをするし、そもそも火を熾してもクソ寒い。

初心者の頃は結構抜けがちなデメリットだが、時に致命傷レベルで効いてくる。

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ざっとこんなところだろうか。細かいこと言い出せばいくらでも書けるけどまあよかろう。

デメリットがわかれば対策がわかる。それぞれの対策を見ていこう。

 

対策

・外で寝ると死ぬ

外で寝ない(マジ)。酒を飲みすぎる癖がある人はコーヒーとかのホットドリンクで我慢しよう。睡眠不足気味ならいつもより早く寝よう。とにかく外で寝ない工夫をしよう。命に関わるからな。また、この項目に限らず、冬キャンはなるべく2人以上で行こう。1人に何か問題があっても2人いれば大体なんとかなる。1人で冬キャンは慣れてからにしような。

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・冬用シュラフが高いしデカい

これはもうしょうがない。金を貯めよう。デカいのは金で殴れば解決する。ダウンシュラフとコンプレッションバッグを買おう。購入するシュラフで注意するのは収納時の大きさと使用温度。収納時の大きさはダウンのものを買えばほぼ問題ないが、高い。化繊のシュラフは安いが、そもそもキャンプ用のバッグに入らなかったら意味がない。使用温度は想定している気温からマイナス5〜10℃くらいのものを買おう。快適に過ごせる。ワークマンイージスを使えば使用温度0℃付近のものでも寝れなくはないが、快適ではない。寝れないとバイク乗りにはキツいので、多少無理してでも良いものを買おう。 

 今愛用してるやつ。氷点下にならなければスエットで快適。氷点下では寝てないのでわからん。 

 化繊ならこのクラスから。

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前に冬キャンで使ってたやつ。ワークマンイージス装備でなんとか寝れるレベル。はっきり言って力不足なのでおすすめしない。

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左が化繊の最低使用温度2℃、右がダウンの−6℃。この差もバイク乗りとしてはデカい。

 

・道が凍る

天気予報をよく見よう。最近はアプリで積雪の様子や降雨の様子が確認できるようになってる。また、いく場所の選定も重要。いくらなんでも真冬に山の上にバイクでキャンプしにいくのは自殺行為だ。僕の場合、冬は茨城や千葉の沿岸沿いをメインにキャンプしている。沿岸は雪が降りづらく、道中に山道を通る可能性も少ない。また、海沿いにキャンプすれば早起きして日の出を見ることもできる。

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・陽が落ちるのがやたら早い

冬は早いと16時代に陽が沈んでしまう。こいつの対策も天気予報をよく見ることだ。どっかにその日の日没時間が書いてあるはず。とはいえ記載されている日没時間は、完全に陽が沈む時間。その前からだんだん暗くなり始め、気温も下がり始めるため、時間には余裕を持って行動しよう。特に設営や買い出しは早めに済ませておくといい。設営は暗くなると手元が見えづらくなり、普段よりも時間がかかるため。買い出しは暗くなった後のキャンプ場は危険なため。人が炊事で出歩いてたり、そもそも不整地が多いためタイヤが取られやすくなったりする。可能なら火起こしまで終わってれば完璧。明かりと熱源が確保できれば大体なんとかなる。  f:id:theURAWAempire:20210125213041j:plain

 

以上!初心者は必ず経験者と行こう!冬に地面の上で寝るのは楽しいぞ!