フルカウルバイクの水なし洗車をしてみよう
今週のお題「おうち時間2021」
はてなブログのお題がおうち時間らしい。
世間はGWに突入するも、コロナの影響でいくつかの県には緊急事態宣言が出ていて、世間体的にツーリングに行きづらいというジレンマ。
家にいてやることと言えば、ネトフリで映画やらアニメやらを見たり、置き物と化してるPS5で遊んだり、部屋の掃除をしたりと…書き出せば意外とたくさんあるじゃん…
やることも無く暇なので(強引)、バイクの洗車について書いてみようかと。
はじめに
一言で洗車と言っても、人によって乗ってるバイクは違うし、乗り方や洗車へのこだわり、設備等も違うだろう。洗車のやり方を決められない人にとって1番大事なのは、自分のスタイルになるべく近い人のやり方を参考にするということ。ハーレー乗りが通勤快速原付の洗車方法を参考にはしないだろう。
いろんな人のスタイルを見ていくうちに、自分でもできそうとか、ここまではやらんでええやろみたいのがあるはず。そういうのを細々取り入れていけばそのうち納得できるスタイルを見つけられるはずだ。下に書くモットーみたいなのがあれば探すのも楽チンになるだろう。
洗車のモットー
僕の場合の洗車のモットーは「めんどくさいことはしない」、「カメラで撮った時に綺麗に写る」こと。
趣味の一つにカメラがあるんだけど、そこで気合入れて撮ったバイクが汚らしかったら、どんなにいいカメラで撮っても、綺麗に写った汚いバイクでしかない。
ただ毎年1万キロ以上は軽く乗るため、ずっと同じコンディションを維持するのは相当難しいしめんどくさい。そこまで神経質に乗りたくないので、「めんどくさいことはしない」で「カメラで撮ったときに綺麗に写る」状態でキープするのが自分のやり方にあってた。
洗車頻度
大体ツーリング2回に1回くらい。ツーリング毎に洗車するのはめんどくさいのでやらない。また、チェーンルブではなくオイルを使っている関係で、ツーリング2回行くと大体チェーンメンテが必要になる為、そのタイミングで一緒にやってしまうのが楽チンなのでこの頻度になった。なお、めんどくさくて後回しにすることもあるし、あんまりにも汚れてたらツーリング1回で洗車することもある。その辺はやる気と相談だ。
洗車道具
1.フクピカ(WAX付きのやつ)
タイヤが4つある方の車でよく使われているフクピカ。自分がやる洗車の主力である。バイク屋でよく売ってるCR-1の洗車シートよりも、保管してた時の乾き方が段違いに遅い。12枚入りを使い切るのに大体4ヶ月とかかかるんだけど、最後の1枚まで乾かずにちゃんと使えるのは本当に強い。
カウルについている汚れはこいつで大体取れる。スクリーンにつく虫の爆発四散跡も問題ない。拭くだけでワックスまでできるので、めんどくさい時はこれで拭いて終わりにしてもちゃんとツヤが出てくれる。当然水無し洗車なのでマンションでも問題ない。バイクならほぼ1枚で足りるしめちゃくちゃ安い。自分の洗車法が成立するのはこいつがいるおかげと言っても過言ではない。控えめに言って神。
2.クリーナー(バイク用ならなんでも)
フクピカで落としきれない汚れを落としたりするのに使う。ホイールに飛んだチェーンオイルは時間が経つとフクピカでは落ちなくなることがある。そういう時は大体これをぶっかければ落ちてくれる。大体使った後に水洗いしろと書いてあるんだけど、フクピカや紙ウエスで拭いてやればOK。
プレクサスとかは少し値が張るけど水拭き不要な上簡単に艶出しできるのでおすすめ。主力で使っても大体1年くらい持つ。
3.液体ワックス
洗車の仕上げ剤。 フクピカのワックスはツヤは出るものの、流石に専用のコーティングには敵わない。ヌルヌルビカビカに仕上げるためには必須。ただ無くても死にはしないので後回しでもOK。
施工するとこんな感じでもうスゴい。
あとは紙ウエスやらマイクロファイバーのタオル等の消耗品。これだけあれば十分洗車できる。
洗車方法
ざっくり書くと、
①フクピカで全体的に拭く
②落ちない汚れや手の入りにくいところはクリーナーぶっかける
③気が向いたらワックス
の3段階で洗車している。
ぶっちゃけ洗車方法なんて大して重要では無い。というのも使う道具が決まればあとは順序通り使っていくだけのため。
自分の場合はタンクからスタート。タンクが運転者からよく見えること、面積がデカく目立つこと等で優先度が高いため。フクピカが汚れておらず、湿気が十分残っているうちにサクッと拭く。タンクに限らず、カウル系は力入れて擦ると傷が入ることがあるので、落ちない時はクリーナーをぶっかけて拭こう。
次にスクリーンとヘッドカウル、ヘッドライト。こいつは大体写真撮るときに1番目立つ位置にあるし、走っている時も他の人から見られるから優先度高い。一方で虫が特攻してくる関係でよく汚れる。ロンツーにいく時はたまにウェットティッシュ等で汚れをとってやると後が楽だ。
あとはサイドカウル、テールカウル、フロントフェンダーを拭いていく。基本は前から後ろへ、上から下へ。
最後にリアホイールを拭く。チェーンメンテと一緒にやると、後輪が回せる状態になっているので楽ができる。油よごれはフクピカだと落ちにくいのでクリーナーをぶっかけてから拭くと楽チン。
フクピカが終わったらコーティング。コーティング剤に洗浄成分は入っていないことが多いので、汚れは確実にフクピカフェイズで落としておくことが重要。あとは部分毎にコーティング剤をかけて吹き上げていくだけ。実に楽チンである。
所要時間は、コーティングまでをチェーンメンテと一緒にやって大体1時間程度。
時間がなければコーティングはやらなくていいし、なんならフクピカも全部やる必要はない。
自分の場合、足回り、アンダーカウル、フロントホイールはフクピカでもやらない。この辺りは手が入りにくい上、すぐ汚れるし、写真にも写りづらいため優先度が低い。たまに気が向いたらやっておこう。
番外編
キャンプ行ったり豪雨に降られたりして、死ぬほど汚れたバイクは流石にこの方法では綺麗にしきれないので、水洗車をしなくてはならない。マンション勢なので大体近所のセルフ洗車場に持っていく。コースは泡洗車コースがあればそれで、なければ水洗車でOK。バイク本体から大股2歩くらい離れて汚れが気になるところを重点的に洗おう。
↓ビフォー
↓アフター
水洗車はここぞ、という時は本当に頼りになる。とはいえ頻度は4〜6ヶ月に1回程度なので、そんなに高くない。水洗車は洗車場までバイク持ってくのも持って帰るのも面倒くさいしな!
という感じで、以上洗車法でした。ビカビカのバイクは乗るのも撮るのも楽しいぞ!
冬にキャンプツーリングしたくなってしまった人へ
ゆるキャン2期放送中!ということでコロ助にも負けずキャンツーに行きたくなってしまったオタクも多かろう。僕もそのうちの一人です。
過去に初心者向けのキャンツー記事書いたら、この場末のブログで一番の人気記事になったらしい。初めてキャンプ行く人はこっち読んでから春以降にしようね。
さて、冬のキャンツーはそれ以外の季節に比べると気にしなくてはいけないことが多く、初心者向けではない。というか下手したら死ぬ。
まずはメリットとデメリットから。
メリット
・人が少ない&民度が高い
ハイシーズンに比べて圧倒的に人が少ない。ちゃんとした装備を持ってない人は冬にキャンプなんかしないし、ちゃんとした装備はそれなりに値が張る。ウェイ系大学生や家族連れはほぼ全滅し、残った人たちは”わかってる人”が多いので民度が高くなる傾向にある。
とはいえ人気のキャンプ場は冬でも満員になるし、隣人ガチャを外せば夜中までうるさい人はいる。こればっかりはしょうがない。
・虫や動物が少ない
夏のキャンプの夜は虫天国になることが多く、苦手な人にとっては辛い。冬は夏に比べて虫は激減し、ほぼいなくなる。水場の近くでも安心して過ごせるのはメリット。
・クーラーボックスがほぼ不要になる
陽が落ちれば10℃を平気で切るので、クーラーボックスに入れなくても買ってきた肉なんかが痛みにくくなる。レジ袋に氷でも入れてほっといてOKなのは省スペースの観点でもアド。
・晴れの日が多い
やれ五月雨だ梅雨だ秋雨だゲリラ豪雨だと雨には事欠かない日本だが、冬だけはよく晴れることが多い。雨の中のキャンプは物好き以外お断りなので結構デカいメリットだったりする。
・コーヒーがうまい
極寒の中飲むコーヒーはうまいぞ
デメリット
・外で寝ると死ぬ
酒飲み過ぎたりして寝袋入らず寝てしまうと下手したらそのまま死にます。
・冬用シュラフが高いしデカい
詳細は後で説明するけど、冬用のシュラフは高いしデカい。
・道が凍る
キャンプ場というのは往々にして人里離れたところにあることが多い。それに伴い、道中が山道になっていることも少なくない。日陰になるところはブラックアイスバーンになっていることがあり非常に危険。天気予報をよく見て雨や雪が降った次の日は避けよう。
当然バイクも凍る
・陽が落ちるのがやたら早い
夏キャンと同じ感覚で設営やら買い出しやらをやってるとあっという間に陽が暮れる。陽が落ちたキャンプ場はとても暗い。暗い中でやると設営、火起こし、料理等の難易度が爆上がりするのでさらに時間がかかり・・・と悪循環に陥る。さらに陽が落ちた瞬間からガンガン気温が下がっていくので、火を熾すまでクソ寒い思いをするし、そもそも火を熾してもクソ寒い。
初心者の頃は結構抜けがちなデメリットだが、時に致命傷レベルで効いてくる。
ざっとこんなところだろうか。細かいこと言い出せばいくらでも書けるけどまあよかろう。
デメリットがわかれば対策がわかる。それぞれの対策を見ていこう。
対策
・外で寝ると死ぬ
外で寝ない(マジ)。酒を飲みすぎる癖がある人はコーヒーとかのホットドリンクで我慢しよう。睡眠不足気味ならいつもより早く寝よう。とにかく外で寝ない工夫をしよう。命に関わるからな。また、この項目に限らず、冬キャンはなるべく2人以上で行こう。1人に何か問題があっても2人いれば大体なんとかなる。1人で冬キャンは慣れてからにしような。
・冬用シュラフが高いしデカい
これはもうしょうがない。金を貯めよう。デカいのは金で殴れば解決する。ダウンシュラフとコンプレッションバッグを買おう。購入するシュラフで注意するのは収納時の大きさと使用温度。収納時の大きさはダウンのものを買えばほぼ問題ないが、高い。化繊のシュラフは安いが、そもそもキャンプ用のバッグに入らなかったら意味がない。使用温度は想定している気温からマイナス5〜10℃くらいのものを買おう。快適に過ごせる。ワークマンイージスを使えば使用温度0℃付近のものでも寝れなくはないが、快適ではない。寝れないとバイク乗りにはキツいので、多少無理してでも良いものを買おう。
今愛用してるやつ。氷点下にならなければスエットで快適。氷点下では寝てないのでわからん。
化繊ならこのクラスから。
前に冬キャンで使ってたやつ。ワークマンイージス装備でなんとか寝れるレベル。はっきり言って力不足なのでおすすめしない。
左が化繊の最低使用温度2℃、右がダウンの−6℃。この差もバイク乗りとしてはデカい。
・道が凍る
天気予報をよく見よう。最近はアプリで積雪の様子や降雨の様子が確認できるようになってる。また、いく場所の選定も重要。いくらなんでも真冬に山の上にバイクでキャンプしにいくのは自殺行為だ。僕の場合、冬は茨城や千葉の沿岸沿いをメインにキャンプしている。沿岸は雪が降りづらく、道中に山道を通る可能性も少ない。また、海沿いにキャンプすれば早起きして日の出を見ることもできる。
・陽が落ちるのがやたら早い
冬は早いと16時代に陽が沈んでしまう。こいつの対策も天気予報をよく見ることだ。どっかにその日の日没時間が書いてあるはず。とはいえ記載されている日没時間は、完全に陽が沈む時間。その前からだんだん暗くなり始め、気温も下がり始めるため、時間には余裕を持って行動しよう。特に設営や買い出しは早めに済ませておくといい。設営は暗くなると手元が見えづらくなり、普段よりも時間がかかるため。買い出しは暗くなった後のキャンプ場は危険なため。人が炊事で出歩いてたり、そもそも不整地が多いためタイヤが取られやすくなったりする。可能なら火起こしまで終わってれば完璧。明かりと熱源が確保できれば大体なんとかなる。
以上!初心者は必ず経験者と行こう!冬に地面の上で寝るのは楽しいぞ!
YAMAHA YZF-R1(2008)インプレ
前に乗ってたNinja400を友達に売っ払って今のR1に乗り換えたのが今年の3月だった。それから半年経っていろいろわかってきたのでインプレです。
前に書いたNinjaの記事が残ってたからトピックは丸パクリしたろw(写真は消えた)
YZF-R1の概要
顔がいい
スペック ()内はNinja400のスペック
- エンジン:直列4気筒(並列2気筒)
- 排気量:998 cc(399 cc)
- 出力:180 PS(44 PS)
- トルク:112.7 N・m(37 N・m)
- シート高:835 mm(805 mm)
- 車重:197 kg(209 kg)
- 燃費(実測平均):14.5 km/L(24 km/L)
ぱっと見で印象が強いのは出力だろうか。Ninjaの4倍以上の馬力をNinjaより軽い車体で発揮する。同じ乗り物でもここまで違うか・・・
購入した車体について
買ったのは2008年モデル(4C8)で、購入時点の2020年からすれば12年も前のモデル。しかしながら、このイケメンすぎるフェイスとYAMAHAブルーの車体、リッターSSという称号、ロマン砲ことセンターアプマフラーに惚れてしまいまだローンが残ってるNinjaを売っ払って速攻で乗り換えに至ってしまった。
ざっくり
Ninjaと見た目は似ているが、Ninjaがフルカウルツアラーだったのと違いR1はゴリゴリのレースマシン。快適装備や楽チンポジションは全て消え去り、走ることだけに特化している。
車体
車体自体はNinjaより小さい。だからと言って迫力が無いわけではなく、ガトリングヘッドライトやセンターアップマフラーといった他では少ない威圧感溢れる装備が満載されておりだいぶ強そうに見える。(クソ語彙力)
車両の重量は200 kgを切っておりリッターバイクとしては極めて軽量にできている。一方で軽いから取り回しがしやすいかと言ったらそんなことは無く、低いハンドルとステダンのせいでNinjaより遥かに取り回しがやりにくい。Ninjaでやったことのなかった押しゴケまでしてしまった。
シート高は835 mmで低身長殺しのシート。161 cmの身長だと両足は付かないし、片足つけるにも半ケツずらすハメになる。なのでローダウン突っ込んだ。
ローダウン突っ込んだ両足の足つき。爪先着くだけでも安心感が違う。
片足の足つき。指は第一関節まで全部着くので楽勝。低身長は黙ってローダウン入れよう!
ハンドルはクッソ低くマウントされてるので走ってる時は土下座スタイルになる。ただ遠くはないので小柄でも無理のない土下座ができる。姿勢はキツいけど長距離を高速で移動する時は風を受けにくく疲れにくい。ただし1日の走行距離が400kmを超えると肩が壊れるので気をつけよう。
タイヤはミシュランのPower5を履かしてる。峠でちょっと元気よく走ったりする程度ではグリップは全く問題なく、パタパタ倒れてくれる。
激エモセンターアップマフラー
トランスミッション
6速MT。1速からしてありえんくらいロングなギヤ比で、レブまで回せば1速であっても高速のオービスが光るくらいの速度は出てしまう。なんでもサーキットの場合は1速でパワーバンドに入れたあとギヤチェンジをしながらずっとパワーバンドで加速し続ける、という思想らしい。一般道ではギヤチェンサボれるくらいしかメリットないです。
ちなみにスリッパークラッチという素敵機能がついてるので、適当にシフトダウンしてもリヤタイヤがロックしない。クラッチも若干軽くなってるっぽい。
エンジン
漢のリッターマシン。
レッドゾーンは13750rpmから。1000ccのエンジンがそんなに回っていいのか・・・
一個前のモデルは5バルブ、一個後のモデルはクロスプレーンと特徴のあるエンジンを積んでるんだけどこいつは普通の4バルブエンジン。ある意味一番普通なSSで一番普通じゃないR1なんだな。
最大トルクは10000rpmで発揮し、最高出力は12500pm。見てわかる通りで超高回転マシンで回してナンボのエンジンである。なお回すと免許がなくなる模様。
0-100は3秒フラットとのこと。その辺走ってる車では全く歯が立たない加速をする。しかも0-100ではまだパワーバンドに入らないので本領発揮してないという。ゼロヨンではランボルギーニ アヴェンタドールを負かすらしい。
積載
何も載らん(無慈悲)
リヤシート下はETCとドラレコいれて終わり。サイドバッグはセンターアップマフラーに焼かれるし、シートバッグは固定用の紐が燃える。当然荷掛けフックなんて物は付いてないのでネットも使えない。とはいえ工夫してゴリ押しすればキャンツーもできる。なお推奨はできないです。
乗りごこち
ロンツーは覚悟キメろ。各項目に書いてなくても熱がとにかく尋常じゃない。触媒が右足太腿のすぐ近くにあるのとセンターアップマフラーなのとSSなのでそもそも熱がヤバイので常に下半身は燃えてる。これは同じリッターマシンのNinja1000とかと比較してもそうなので、R1の持病なんだと思う。夏場は速やかに熱中症になるので気をつけよう。
街乗り
小回りは効かないわエンジンはクソ熱いわ姿勢はキツいわ回せなくてつまらんわで全く楽しくない。R1に乗り換えてから街中を走ることがかなり減った。大体速攻で高速道路乗るからな。
シグナルダッシュレーシングはほぼ最速なので通勤快速をお求めの方にはおすすめです。
高速道路
走ってて楽しい。1速でぶん回して乗るもよし、6速でダラダラ巡航するもよし。6速100km/hだとエンジンは4000rpmちょいくらいで楽チン。その気になればもっと高い速度で巡航も楽勝でできるけどタイヤ的にも免許的にもお勧めできないね!
追い越しはどのギヤどの回転数からでも全く問題ない。思いっきり加速を楽しもう。
峠
前の世代のR1が謳っていたキャッチコピーが「ツイスティロード最速」なんだけど、まさにその通り。高速コーナーも低速コーナーも自由自在にパタパタ倒してクリアしていける。体感400ccと大差ない倒し込みの軽さに怒涛のトルクで本当に速い。低いハンドルも峠ではバンクした時のアクセルワークに集中できるというメリットに直結していて走りやすい。ただし荒れた道はNinjaより走りづらく感じた。
オフロード
無理です。(断言)
千里浜なぎさドライブウェイという砂浜走れる道があるんだけど、砂にタイヤ取られた時の挙動がNinja時代より遥かに怖く感じた。カウルもぶっ倒したら高いし慎重に乗るしかねえ。
ざっくりまとめ
ゴリゴリのレースマシンということで潔く街乗りを切り捨てた完全に趣味の乗り物。燃料はハイオクでワンタンク200kmも走れば悲鳴あげるしケツは燃えるしで本当に極端。ただしツーリングは行こうと思えば普通に行けるしキャンツーもできる。何よりリッターSSの加速は本当に脳味噌溶けるくらい気持ちの良いもので、何度でも味わいたくなる。走りにこだわるバイクの楽しみを究極まで凝縮したようなマシンでこの充実感、所有感は他のバイクでは味わえないと思う。
ツーリングに行くためのマシンではなく、マシンに乗るためのツーリングになる。それがYZF-R1の魅力。
SSTR2020に参加してきた
本土の東海岸を日の出と共にスタートして石川県の千里浜なぎさドライブウェイで日没を見るというイカれた最高に楽しそうなイベントがあったので参加してきたぞ!
- ルール
- [5:49]スタート(ODO:19039km)
- [6:48]海ほたるSA(ODO:19052km,合計1pt)
- [8:49]三芳PA(ODO:19119km,合計2pt)
- [10:10]道の駅おがわまち(指定道の駅)(ODO:19159km,合計5pt)
- [11:41]横川SA(ODO:19239km,合計6pt)
- [12:45]東部湯の丸SA(ODO:19286km,合計7pt)
- [14:14]名立桂浜SA(ODO:19414km,合計8pt)
- [16:06](ODO:19052km,合計10pt)
- [17:00]千里浜なぎさドライブウェイ(ODO:19558km)
ルール
詳しくはこの公式サイトを見てもらうとして、ざっくりのルールが以下。
要は寄り道しながら日本横断すればいいわけだな!正気か?
このイベントは毎年5月ごろに開催されてるんだけど、今年は例のアレの影響で10月からの開催で期間が5ヶ月近くあり好きなタイミングでスタートできる。ちなみに10月17日の参加時点で日の出が5:45頃、日没が17:15頃と12時間程度しかない。行けるのか・・・?
[5:49]スタート(ODO:19039km)
千葉の市原に前入りして袖ヶ浦海浜公園(千葉フォルニア)からスタート。
ODO:19039km
なおガチ雨(長野抜けるまで)
いつもの距離ガバが来た。このうちSSTR参加者はR1と赤のVストだけなんすよね。後のNinja2台は普通に石川目指せばいいのにわざわざ袖ヶ浦まで来てた。こわ
[6:48]海ほたるSA(ODO:19052km,合計1pt)
参加中はこんな感じで道の駅やSA・PAに設置されてるスタンプを集めていく。
SA・PAは1pt、道の駅は2pt、指定道の駅は3pt。指定道の駅はゴールまでに1箇所必ず行かなくてはいけないポイントで、各県に1つずつ設置されている。合計で10pt溜めれば条件クリアで完走になるというルール。
今回の作戦は基本PA・SAで稼ぐスタイルなのでほとんど高速だぞ!(ブログ映えしない)
[8:49]三芳PA(ODO:19119km,合計2pt)
ありえんくらい降ってる。気温は9℃と真冬なみで、雨も相まって地獄の様相を呈している。
合計2pt!次!
[10:10]道の駅おがわまち(指定道の駅)(ODO:19159km,合計5pt)
クソデカスタンプ
甘味補給!10時の時点でもう半分もポイント集めたし楽勝ムード。(フラグ)
[11:41]横川SA(ODO:19239km,合計6pt)
やべえよ・・・もう昼前なのにまだグンマーとか
[12:45]東部湯の丸SA(ODO:19286km,合計7pt)
冷えた体を温めに辛味噌ネギラーメン。15分くらいでかき込んで出発!
[14:14]名立桂浜SA(ODO:19414km,合計8pt)
ようやく雨が止んだのはいいんだけど間に合うか・・・?
[16:06](ODO:19052km,合計10pt)
石川到着と同時に最後の道の駅で10ptのノルマ達成!ラストスパート!
[17:00]千里浜なぎさドライブウェイ(ODO:19558km)
完走!!!
沈みゆく夕日を眺めながら日没ギリギリで無事ゴール!
ということでSSTRは無事終了。Twitterでも応援してもらったり現地でも暖かく迎え入れてもらったり、普段とは違ったイベントならではの良さがあった。また来年も参加したいな。
優勝!
お盆休みを使って東北めぐりツー
前回の投稿から1年近く経ち、バイクの排気量が2.5倍になったりしたけどとりあえずお盆に東北行ってきたので備忘録代わりに久々の投稿じゃ。
1日目
ロンツーの匂いに釣られて千葉から道の駅庄和にやってきた距離ガバ達。赤のVストと黒の忍千は日帰りの予定だったのにこの後一泊することになる。奥の青いのは前乗ってたやつで、今回の道連れであり初心者ライダーの友達がオーナー。初のロンツーが東北一周ってかわいそう(他人事)
一日目の目的地は山形市。宇都宮までは走りなれた新4号とかいう実質の無料高速を走り高速へ。那須塩原SAで休憩しながら雨に降られ(ノルマ達成)、福島県に到達。
鞍手茶屋中山峠店で昼飯。
冷やし山菜うどん、うまし。
下道を走ってワインディング一個目の磐梯山ゴールドラインへ。
ワインディング1.磐梯山ゴールドライン
ワインディング2.磐梯レークライン
幸先の良いスタートだよホント(死)
ゴールドライン、レークライン共に路面はフルウェット、濃霧で対向車も見えないという地獄。晴れてたら…楽しいんじゃないですかね…
そして磐梯山の名物であり、今回の旅で絶対行きたかった道の一つ、磐梯吾妻スカイラインへ
ワインディング3.磐梯吾妻スカイライン
磐梯吾妻スカイライン行ったんですが過去最高に風に煽られて本格的に死ぬかと思った pic.twitter.com/IsExzg9UhB
— じゃっくR1 (@theURAWAempire) 2020年8月9日
道中は霧ばっかりだし楽しみにしてた浄土平はこのザマだよ!ヤンナルネ!
ちょっと下ったところで記念撮影
さすがAdobe様!
磐梯山を下ってそのまま山形入り。道の駅で適当にお土産買ってホテルへ向かう。
バイクを置いたら一日目の宴じゃ
地元の料理を食べながら飲む酒の美味さよ。
1日目は475km走って終わり!
2日目
昨日泊まったVストと忍千はこの日帰宅のためホテルでお別れ。蔵王行って帰ったらしい。
2日目は秋田経由で青森は弘前市まで行く予定。早速ワインディングへ向かう。
ワインディング4.鳥海ブルーライン
路面はきれいだし道は広いし景色は良いし、何だこの道は…
このツーリングで一番気持ちよかったのは間違いなくこの道。霧もなく道も空いていて最高だった。青いバイク2台でブルーラインってのもなんか良かった(クソ語彙力)
この後はひたすら海沿いを北上。
青…?青いかこれ…?
直前に強めの雨が降っていたらしく濁ってた。本当なら相当綺麗らしいけど残念。
更に北上して弘前のホテルへ。
ホテルの人から指定された駐車場所がなかなかおしゃれだった。
2日目の乾杯!地酒飲んだりサーモンの塩麹漬け(めちゃくちゃうまい)を食べて就寝。
ここまで941kmだから2日目も470kmくらい走った。
3日目
3日目は観光しながら仙台を目指す。観光の日とはいえ青森まで来てここを走らないわけにはいかない。
ワインディング5.八幡平アスピーテライン
この先が頂上なんだけど、天気はお察しです。
道自体は程よいカーブでダラダラ倒しながら走るのが楽しかった。
東北の峠は追い越しOKなところが多いから良いね。
峠下って小岩井農場へ。
”夏”って感じだ
子牛くん。かわいいねえ
牛を見た後にヤギを食う(無慈悲)
ジンギスカン専用の食堂みたいのがあって美味しくいただけました。
涼しい(さむい)
水深95mとかだったかな?底まで見える透明感。照明のせいで青池より青いんだよなあ
仙台に来て牛タン食べないのはマナー違反なので牛タン。牛タンもそうだけどレモンサワーが美味しくて記憶に残ってる
3日目で1,494kmだから…550kmくらい!
4日目(最終日)
4日目は帰る日なのでひたすら仙台から南へひた走る。前に!
ワインディング6.蔵王エコーライン(ハイライン)
いい景色じゃ!お盆なのにガラガラでしたよ
お釜が霧でなんも見えないからな!ずんだサイダーで地獄を見たけどずんだソフトは美味しかった。
エコーラインを終えていよいよ帰宅。
宇都宮から千葉まで下道ずぶ濡れレーシングをしながら直行。
長旅を終えて初心者を卒業した友達を見送り東京の我が家へ。(引っ越した)
C1レーシング(瀕死)をしながら帰宅。2,039kmだからまた550km近く走ったのか。
ということで4日間平均500kmオーバーのツーリングでした。
今回は例の感染病対策で本当に人が少ないお盆だった。早く普通の日常に戻ると良いね。
elf Synthese14のバックルが壊れたので直した
折れたアアアアアアアアア!!!! pic.twitter.com/s51auJmvwm
— じゃっく@Ninjα4 (@theURAWAempire) 2019年9月14日
中免取得途中から愛用してたelfのSynthese14(シンテーゼ14)のバックルが折れた。
1年経たずに15000km以上走ってたからしょうがない感はあるし、四国ツーの頃から動きが渋くなっていたのを見て見ぬフリをしてたのもマズかった。
とはいえ一足10000円を超えるシューズをおいそれと買い換えることもできずそのまま使ってたんだけど、Twitterでelfに問い合わせると無料で交換してくれるとの情報を得たので早速聞いてみた。
ちなみにelfのHPではこんな感じの扱いでよくわからんことになってる。
そんでこの問い合わせフォームから問い合わせした結果がこれ↓
そもそも祝日月曜の夜に問い合わせしたのに翌朝速攻で返信来てんのも凄い。
問い合わせから2日後、部品到着。はっっや…
ちなみに壊れたのはバックルを留めてるピンだけなんだけどASSYで送ってくれた。
ので早速直す。
1.もともとついてたバックルを外す
バックルのASSYはボルト2本で留まってるだけなのでこいつを外す。
ここで外したボルトは再利用するので捨てないようにね。
2.新品のバックルASSYを装着する
新品のバックルってめっちゃキラキラしてんな
ボルトで取り付け。ネジ山は3個あるんだけど今回は外側の2個を使った。
あとはちゃんと留まるか確認して終わり!作業時間2分!
まとめ
elfはいいぞ
エルフ(ELF) バイクシューズ Synthese 14 ブラック 26.0cm
- 出版社/メーカー: エルフ(ELF)
- 発売日: 2011/09/13
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
2泊4日四国弾丸ツー(1日1000km達成記念)
なんかお盆休みが9日間あるのでGWに行った北海道に続き、実績解除も込みで四国に行こう!と企画した四国ツー。直前になり参加者ゼロ人になり台風も接近中といろいろ事故る要素があったので、観光を諦めひたすら距離を稼ぐマラソンツーに変更。自分の限界を探しに行くことにした。
ちなみに今までの1日の最高記録は北海道ツーのときの511.4km。
過去には17.5時間耐久ツーもやってるし今回はどこまでいけるかな?
ざっくりルート↓
1日目(8月10日)
この日の目標は神戸あたりまでの距離稼ぎ。台風の影響で14日までに四国を脱出することが必須なので、初日の距離稼ぎが重要。なお前日にしこたま酒を飲んだ影響で、出発は10時。
足柄SA(静岡県)。気温も高くポカリが手放せない。ハイドレーションも活用しながら高速をひた走る。
浜松SA(静岡県)。西側はツーリングでもあまり行ったことが無く、ここまで来るのも初めて。静岡デカイなおい。
いいぞ。
ここで適当に昼飯を食べ更に西へ。
土山SA(滋賀県)。浜松SAでもいたBMW乗りのイケオジと少しお話ししてクッキーを頂いた。なんでも御年70才でバイクは16の頃から乗っているそう。モットーは無事故無”検挙”だそうで。今日は横浜から神戸まで行くとのこと。元気だなあ...
西宮名塩SA(兵庫県)。この時点で20時と思ったより早いペースで来れている。お盆初日の割に渋滞は少ないし、遅めのペースをキープしながら休憩を減らすことが功を奏した模様。
夜ご飯を食べながら目的地を変更。今日中に四国上陸するぞ!
明石海峡大橋を爆走。風は8m/sとそこそこ強く、少し流される。
橋を抜けて緑PA。軽い気持ちで淡路島抜けようと思ったら思ったよりデカくてビビる。
無事徳島へ到着し1日目終了!この日の寝床は漫喫。2000円ちょいで9時間居られてシャワーも使える。北海道行くときに使って長距離走のお供に最適なことはリサーチ済み。なおそのへんで野宿しようと思ったら暑すぎて無理だった。(雑魚)
2日目(8月11日)
この日はキャンプ泊の予定なので目的地まで高速と観光。
上坂SA。この日もクソ暑い。最高気温は36℃でおよそバイクが快適とは言えない温度。前日に泊まった漫喫にハイドレーションを忘れ、この日から休憩ごとに飲み物を買う羽目に。
徳島道をある程度走った後に下道へ。四国ツー初の観光らしい観光をする。大歩危という渓谷の観光地。
川はきれいでラフティングもある。この暑い日には最高だろうな。
13時過ぎに目的地の天満宮前キャンプ場に到着。フリーサイトにはところ狭しとテントが並び、家族連れで賑わっている。300円で宿泊でき、予約も不要。オートキャンプまでできるとくればもうそれ以上は望まんよ。
この後釣りに出かけるもボウズだったので写真はないです。
夜ご飯は地元牛を使ったカレー。今回のツーリングで店舗で食べたご飯はこれが最初で最後。ほかは全部コンビニ飯というやる気の無さ。時間かかるし夜はやってないからね...
そして帰宅途中に豪雨に降られ2日目は終了。
3日目(8月12日)
朝っぱらから霧がすごい。この日は四国カルストに行く予定なんだけどこの霧はヤベエのでは。
ダメでした(敗北)
視界は20m程度で風も強い。四国カルストでキャンプしたライダー曰く、テント飛ばされた人もいたらしい。待ってもどうにもならなさそうなので撤退。
せっかくなので下道で徳島まで帰る。この日中に四国を出れればOKくらいの気持ちでいたので、ゆるゆるとワインディングを楽しむ。
道の駅633美の里。ネコチャンやたらと人になついてたけど、首輪がないので野良らしい。餌付けされてしまったんだろうんな。野生動物には餌あげちゃダメよ。
温泉入って阿波おどり専用エナジードリンクを飲む。なおこの日から阿波おどり開始で徳島市街は激混み。一日目に泊まった漫喫でハイドレーション回収ついでに泊まろうかと思ったけど16時時点で既に満室という有様。もうちょい走るかということで早々に四国を後にして渋滞よけも込みで淡路島へ。
淡路島のサンセットロード。時刻も完璧で最高のシチュエーションだった。
淡路島SAで休憩。これから渡る橋を見ながらたこ焼きを食う。
四国カルスト帰りのライダーさんと少しお話してから淡路島を脱出。風速4mで走りやすかった。台風が近づいたら本当に脱出不可能だろうな...
宝塚北SA(兵庫県)。このあたりで全然疲れておらず、眠くない。せっかくだしどこまでいけるかやってみよう!
草津SA(滋賀県)。なんか最新式のマッサージチェアが無料で使えて体力回復した。ここで日をまたぐ。
4日目(?)(8月14日)
美合PA(愛知県)。普段なら基本的にSAしか寄らないんだけど、流石に疲れが溜まってくるので休憩のペースを高めるためにPAも活用していく。焼きおにぎりで体力回復。
日本坂PA(静岡県)。疲れも結構来ており、眠気も出始める。ここの時点で家まで残り200kmちょい。
エナドリ買ったら大量に出てきた。
由比PA(静岡県)。なんかもう夜明け前だし寒い。眠気もピークで死にそう。
ここから浜名湖SAで休憩し、残りは無休憩で最後の粘りを見せ帰宅。
合計2056.3km!
3,4日目ぶっ通しで1000kmくらい走ったしさすがに体力の限界を感じた。24時間走る前にキャンプ泊ってのもマズかったな。
一日500kmという意味わからんペースも終わってみれば満足感が高く、やってみてよかった。次行くときはちゃんと観光したいわね。