フルカウルバイクの水なし洗車をしてみよう
今週のお題「おうち時間2021」
はてなブログのお題がおうち時間らしい。
世間はGWに突入するも、コロナの影響でいくつかの県には緊急事態宣言が出ていて、世間体的にツーリングに行きづらいというジレンマ。
家にいてやることと言えば、ネトフリで映画やらアニメやらを見たり、置き物と化してるPS5で遊んだり、部屋の掃除をしたりと…書き出せば意外とたくさんあるじゃん…
やることも無く暇なので(強引)、バイクの洗車について書いてみようかと。
はじめに
一言で洗車と言っても、人によって乗ってるバイクは違うし、乗り方や洗車へのこだわり、設備等も違うだろう。洗車のやり方を決められない人にとって1番大事なのは、自分のスタイルになるべく近い人のやり方を参考にするということ。ハーレー乗りが通勤快速原付の洗車方法を参考にはしないだろう。
いろんな人のスタイルを見ていくうちに、自分でもできそうとか、ここまではやらんでええやろみたいのがあるはず。そういうのを細々取り入れていけばそのうち納得できるスタイルを見つけられるはずだ。下に書くモットーみたいなのがあれば探すのも楽チンになるだろう。
洗車のモットー
僕の場合の洗車のモットーは「めんどくさいことはしない」、「カメラで撮った時に綺麗に写る」こと。
趣味の一つにカメラがあるんだけど、そこで気合入れて撮ったバイクが汚らしかったら、どんなにいいカメラで撮っても、綺麗に写った汚いバイクでしかない。
ただ毎年1万キロ以上は軽く乗るため、ずっと同じコンディションを維持するのは相当難しいしめんどくさい。そこまで神経質に乗りたくないので、「めんどくさいことはしない」で「カメラで撮ったときに綺麗に写る」状態でキープするのが自分のやり方にあってた。
洗車頻度
大体ツーリング2回に1回くらい。ツーリング毎に洗車するのはめんどくさいのでやらない。また、チェーンルブではなくオイルを使っている関係で、ツーリング2回行くと大体チェーンメンテが必要になる為、そのタイミングで一緒にやってしまうのが楽チンなのでこの頻度になった。なお、めんどくさくて後回しにすることもあるし、あんまりにも汚れてたらツーリング1回で洗車することもある。その辺はやる気と相談だ。
洗車道具
1.フクピカ(WAX付きのやつ)
タイヤが4つある方の車でよく使われているフクピカ。自分がやる洗車の主力である。バイク屋でよく売ってるCR-1の洗車シートよりも、保管してた時の乾き方が段違いに遅い。12枚入りを使い切るのに大体4ヶ月とかかかるんだけど、最後の1枚まで乾かずにちゃんと使えるのは本当に強い。
カウルについている汚れはこいつで大体取れる。スクリーンにつく虫の爆発四散跡も問題ない。拭くだけでワックスまでできるので、めんどくさい時はこれで拭いて終わりにしてもちゃんとツヤが出てくれる。当然水無し洗車なのでマンションでも問題ない。バイクならほぼ1枚で足りるしめちゃくちゃ安い。自分の洗車法が成立するのはこいつがいるおかげと言っても過言ではない。控えめに言って神。
2.クリーナー(バイク用ならなんでも)
フクピカで落としきれない汚れを落としたりするのに使う。ホイールに飛んだチェーンオイルは時間が経つとフクピカでは落ちなくなることがある。そういう時は大体これをぶっかければ落ちてくれる。大体使った後に水洗いしろと書いてあるんだけど、フクピカや紙ウエスで拭いてやればOK。
プレクサスとかは少し値が張るけど水拭き不要な上簡単に艶出しできるのでおすすめ。主力で使っても大体1年くらい持つ。
3.液体ワックス
洗車の仕上げ剤。 フクピカのワックスはツヤは出るものの、流石に専用のコーティングには敵わない。ヌルヌルビカビカに仕上げるためには必須。ただ無くても死にはしないので後回しでもOK。
施工するとこんな感じでもうスゴい。
あとは紙ウエスやらマイクロファイバーのタオル等の消耗品。これだけあれば十分洗車できる。
洗車方法
ざっくり書くと、
①フクピカで全体的に拭く
②落ちない汚れや手の入りにくいところはクリーナーぶっかける
③気が向いたらワックス
の3段階で洗車している。
ぶっちゃけ洗車方法なんて大して重要では無い。というのも使う道具が決まればあとは順序通り使っていくだけのため。
自分の場合はタンクからスタート。タンクが運転者からよく見えること、面積がデカく目立つこと等で優先度が高いため。フクピカが汚れておらず、湿気が十分残っているうちにサクッと拭く。タンクに限らず、カウル系は力入れて擦ると傷が入ることがあるので、落ちない時はクリーナーをぶっかけて拭こう。
次にスクリーンとヘッドカウル、ヘッドライト。こいつは大体写真撮るときに1番目立つ位置にあるし、走っている時も他の人から見られるから優先度高い。一方で虫が特攻してくる関係でよく汚れる。ロンツーにいく時はたまにウェットティッシュ等で汚れをとってやると後が楽だ。
あとはサイドカウル、テールカウル、フロントフェンダーを拭いていく。基本は前から後ろへ、上から下へ。
最後にリアホイールを拭く。チェーンメンテと一緒にやると、後輪が回せる状態になっているので楽ができる。油よごれはフクピカだと落ちにくいのでクリーナーをぶっかけてから拭くと楽チン。
フクピカが終わったらコーティング。コーティング剤に洗浄成分は入っていないことが多いので、汚れは確実にフクピカフェイズで落としておくことが重要。あとは部分毎にコーティング剤をかけて吹き上げていくだけ。実に楽チンである。
所要時間は、コーティングまでをチェーンメンテと一緒にやって大体1時間程度。
時間がなければコーティングはやらなくていいし、なんならフクピカも全部やる必要はない。
自分の場合、足回り、アンダーカウル、フロントホイールはフクピカでもやらない。この辺りは手が入りにくい上、すぐ汚れるし、写真にも写りづらいため優先度が低い。たまに気が向いたらやっておこう。
番外編
キャンプ行ったり豪雨に降られたりして、死ぬほど汚れたバイクは流石にこの方法では綺麗にしきれないので、水洗車をしなくてはならない。マンション勢なので大体近所のセルフ洗車場に持っていく。コースは泡洗車コースがあればそれで、なければ水洗車でOK。バイク本体から大股2歩くらい離れて汚れが気になるところを重点的に洗おう。
↓ビフォー
↓アフター
水洗車はここぞ、という時は本当に頼りになる。とはいえ頻度は4〜6ヶ月に1回程度なので、そんなに高くない。水洗車は洗車場までバイク持ってくのも持って帰るのも面倒くさいしな!
という感じで、以上洗車法でした。ビカビカのバイクは乗るのも撮るのも楽しいぞ!