じゃっくの雑多趣味ブログ

いろんな趣味の備忘録

桜前線迎撃ツーリング

関東では桜も咲き始めていよいよ春本番。ライダーでありカメラマンには非常に美味しい季節ということで2日かけていろいろな桜を見に行こう。

 

30日は地元の桜スポットを見に行った。あまり有名では無いんだけど桜並木が綺麗で毎年桜が咲くと地元の人で賑わう。

 このセブンのあたりから見沼代用水沿いに桜並木が並んでる。

こっからは写真で紹介。

八分咲き~満開くらいかな?

あいにくの曇天だったんだけど出てきた写真は結構好き。バイク×桜を撮れるスポットは結構少ない気がするのでそれだけでも満足。この日は肩慣らし程度に撮って次の日の本番に備えてさっさと寝る。

 

次の日。

やらかした\(^o^)/

もともとα7Ⅱという機器自体カメラの中でもバッテリー消耗激しいのにどうするんのこれ… 

 

とりあえず残りのバッテリーで桜を撮る。

今日はツーリングも兼ねているので、ちょっと遠出しよう。ということで茨城の有名な桜スポットである龍ケ崎般若院の枝垂れ桜を見に行った。

県の重要文化財に指定されているらしく期待高まる。

観光名所だしあんまりゆっくり行くと混みそうなので8時くらいに着くように6時半に出発。下道でもこの時間なら結構空いてるし予定通りに到着した。般若院の中にも駐車場はあるんだけど混雑期ということもあって特設の駐車場が近くに設けられてたんだけどまあ砂利。

こちら般若院の正面写真。手前の枝のやつは枝垂れ桜じゃないよ!

本命の枝垂れ桜はこの本堂の裏手にあった。周りはお墓だからシツレイの内容に立ち回る。

こちら本命の枝垂れ桜さん。なんでも樹齢400年らしい。桜の種類はエドヒガン。ソメイヨシノよりピンクがかっていて写真映えしやすい(ド素人)

見事な枝ぶりである。24mmで撮ってもギリギリの大きさ(後ろは墓石があるのであんまり引いて撮れない)

今度は望遠で花びらを狙う。明るさを稼ぐためにSS遅くすると被写体ブレがひどい...

↑こっちはソメイヨシノエドヒガンのほうがふわふわしてる。

45分たったくらいで人が増えてきたため撤退。バッテリーもほぼ死にかけコメダに逃げ込んで充電がてらツーリングの計画を練り直す。

とりあえず茨城のツーリングスポットといえば筑波山なので向かう。夜のうちは雨降ってたけどもう大丈夫でしょ。

地獄と化してた。視界ほぼゼロ、ウェット路面の峠道は怖すぎる。

行く道はコワイけど撮れる写真はまた特別でいい感じ。そしてここでバッテリーが死んだ。

大洗まで行こうかと思ったけど写真撮れないならいいやってことで霞ヶ浦へ。なんだかんだ今までスルーしてきたからちょっと期待。

昼ごはんついでにスタート地点の道の駅たまつくりへ。

ここは霞ヶ浦で撮れるナマズハンバーガーが有名らしいんだけどTKGの文字が目に入ってしまったので注文。

卵はもちろん新鮮でエビの甘みとマッチしてとても美味かった。

昼食食べたら早速霞ヶ浦周回ルートへ。霞ヶ浦の周りには自転車用コースが整備されているんだけど、普通に車も通行できる。道幅は狭いけどバイクなら難なくすれ違い可能なくらい。

いい道や…

日曜昼間にもかかわらずほとんど車もバイクも走ってない。サイクリストは結構いたし自転車用の休憩所みたいのもあって充実してんな。

そのまま霞ヶ浦を南下して道の駅水の郷さわらへ。

フリマや歌手のイベントがやっていて家族連れで賑わってた。白鳥もいたしカメラ使えるなら嬉々として突っ込むところだけど、今はリュックの中で2.5キロの重しと化している。

ここまで200キロ弱くらい。遅くなると高速混みそうだしさっさと帰ろう。

帰り道の高速から見える景色がとてもきれいだった(小並)

走行距離は297キロ。朝イチでガソリン入れて残り1目盛りならほぼ300キロは走るな!

明るいうちに帰ってこれると気が楽だし疲れも癒える。ツーリングは早起きに限るわ。

 

今回のルート↓

房総犬制覇17.5時間耐久ツー

3月11日が誕生日で有給とったし、無茶なツーリングもできるのでは?と計画した房総半島一周ツーリング。

 

自分の限界もわかるだろうし日の出見たいしってことで2時半からツーリングスタート。

二時半に出た理由は犬吠埼で日の出を見るため。家から犬吠埼まではだいたい2時間半。この日の日の出は5時55分だから、休憩込みでちょうどいいくらいでしょ。

撮影機材載せたせいで結構な大荷物。三郷IC前のガソスタで給油して常磐道へ。

守谷SAで休憩。いつもは大洗行くのに使ってるけど、千葉方面へのアクセスにもめっちゃ便利。3時台に他にバイクはいないでしょって思ってたけどW650がいた。さすがKawasaki乗り。

その後圏央道を使って5時半過ぎに犬吠埼到着。

灯台はまだ光ってるしほとんど真っ暗。気温は6度位あったので全然平気。

灯台の周りには遊歩道があるので今回はそこで撮ることにした。海岸まで行っても良かったんだけど階段の上り下りが面倒(クソ雑魚)

夜明け前の雰囲気好き。ところで分厚い雲がかかってる気がするんですがそれは...

レンズは24-70F4。景色撮るなら広角でしょ。あいぽんのカメラこの時点で手前の草まで映るのやばいな?

日の出の時間になっても顔出さないじゃない...!

とはいえここまでは想定通り。もともと曇り予報だったし、これだけ雲が少なければ僥倖。遠景は撮れたしここでレンズチェンジ。

今回から導入したイキりバズーカこと70-200F2.8。キヤノンLレンズでいわゆるナナニッパ。風景は広角がメインだけど望遠で撮るとどうなるか。

こうなる。主題がはっきりしてるなら望遠のほうがいいこともあるよね。

以下犬吠埼で撮った写真コーナー。

エモだ...この時間はどうとっても綺麗に撮れる気がする。レンズの性能も相まって今までじゃ撮れなかったような写真がたくさん撮れた。朝焼け色って多分こんな漢字の色なんだろうな。

この時点で6時半過ぎ。まだまだ先は長いので一旦打ち切って朝ごはんを食べに近くのコメダ珈琲へ。

コメダの朝ごはんこれで450円は貧乏ライダーにはありがたい。人権を感じる。

ここから第二の目的地である菜な畑ロードへ。3月10日が最終日だからほとんど終わってるかな?

nanabatake.jp

鴨川だから九十九里沿いをひたすら南下する。

いい天気や…

途中でコンビニでプチ休憩を取りつつ更に南下。

様子のおかしい雲があるな?南側だからこれから突っ込む方面だけど大丈夫だろうか。降水確率確認したら20%だったので、問題ないでしょってことでそのまま突っ込む。

鴨川見えてきたけどこれはマズイのでは…

負けました

この時点で11時半。雨の中菜の花撮るわけにも行かず一旦断念し近くのマックへ避難して計画を練り直す。

案は2つ。

西に向かって前回のツーリングで使った鴨川有料道路房総スカイラインを経由して、アクアラインから首都高使ってさいたまへ撤退するコース。

もう一つはツーリングを続行し、南下してフラワーラインでリベンジを目指すコース。

雨雲レーダーによるとちょうど房総スカイラインで強めの雨が降っている模様。鴨川には雨雲はかかっているものの、南側はほとんど雲はなく今後の予報だと15時位から降り出す予想。しかし出てからしばらくは雨雲の中を南下することになる。

征くも雨、退くも雨なら南下だよなァ!

南房総はライダーが多いからヤエーもバンバンキマる。やっぱ南下して正解だったな!

この頃からちょっと疲れが出始める。まあなんだかんだ10時間近く乗ってるし…

千葉名産のマックコーヒーとキャラメルで糖分補給。これで復活や!

そしてお待ちかねのフラワーラインへ。

また負けた

なんで雨降ってんだよお前まだ13時だぞ。

もう写真どころじゃないのでここから生き残りをかけた撤退戦に変更。

アクアラインは強風が予想されるのと渋滞情報があったため使用は考えず、北上しか選択肢がなくなった。ところでここ千葉の最南端に近いんですが…

 

とりあえず進まなきゃ帰れないため休憩地点を経由しながら帰ることに。ちょうど帰り道にある、道の駅保田小学校ってのが有名らしいから行ってみよう。

幸い途中から雨もやみ、無事到着。

本物の小学校を改造しただけあって雰囲気がすごい。宿泊もできるし温泉もあるから夢の小学校に宿泊体験ができる。深夜の校舎内探検とかしてみたくない?

バイクもいっぱいいたし、車は満車だった。東京からでもすぐ行けるしね。

次の経由地点は江川海岸。

水中に立つ電柱が有名なスポットで以前行ったときはこんな感じで写真が撮れた。

このときからカメラ変わってるしリベンジしたい。

房総インスタバエスポットの一員で日曜だし混んでそう。前行ったときはこんな感じで混んでたけどどうだろうか。

貸し切りだ!

 

 干上がってました。事前リサーチが甘すぎるな?

ちょっと遊んで撤退だ!

次は道の駅いちかわ。もうそこまで行けば半分ゴールみたいなもんなので気合い入れてく。この時点で16時半くらい。19時頃には家帰れるかな?

クソ渋滞してていちかわに着いたのが19時だよ!!!千葉街道は必要なければ避けような!!

そして大急ぎでさいたまに戻り20時にツーリング終了。結果、

ほとんど500km、17.5時間という自分の中ではトンデモ規模のツーリングになった。

距離、時間ともにほとんどバテるかな?と思ってたけどそうでもなかったな。1~2時間毎に休憩入れてたのも功を奏したみたい。渋滞さえなければあと1時間は早く帰れてただろうし距離よりも時間で先に死にそうだな。

とはいえこの規模のツーリングを毎回やるのは流石に危ないし、300kmくらいまでがちょうどいいかもしれない。夏場で雨に降られず高速使いまくれば600kmくらいまでは行けそうだなと思った(小並感)

 

今回ルートはこれ↓

 当初の目的は達成できたし満足満足。二度とやらねえ!(本音)

千葉フォルニア、房総横断ツー

 

チェーンメンテヨシ!天気予報ヨシ!ってことでツーリング。

前々から気になってた、千葉フォルニアなるフォトジェニックスポット行くついでにアクアラインも通ってることにした。

 冒頭のは6時に起きて行こうとしてたオタクの成れの果て。無事寝坊して8時過ぎに出発!

八時半だともう結構日が高くまで登ってるのね。春は近い。

本当は高速代ケチるためにアクアラインギリギリまで高速乗らない予定だったけど寝坊したので高速レーシングをキメる。

朝の高速道路はだいたい空いてるし、空気も澄んでて気持ちいい。

なお首都高はほとんどトンネル内を走行してた模様。

でもトンネルの中暖かくて快適…夏場はヤバそう。ちなみにアクアラインもトンネルばっか。

ほとんど陽の光を浴びずに海ほたるへ到着。

海ほたる、大変なことになってた。一般車用の駐車場は朝9時半にはもう満車。バイク置き場も結構埋まってたしテーマパークか何かかここは。

テーマパークだった…オーラがものすごいランボルギーニの群れがいた。

高速のPAは大型ツアラーが多い。もっと寒い時期でも大型おじさんたちは元気に乗ってたし。

ここでなぜかカメラの十字キーが壊れてフォーカスが中央固定に。まぁそんな困らないけどそのうち修理出さなきゃ。

 休憩も終わり千葉フォルニアへ。海ほたるから15分くらいでめっちゃ近い。木更津金田で降りてほとんど一本道。

適当なとこ停めて撮影タイム!

 

 朝の雰囲気が少しでも伝わればいいけど難しい。適当に撮っても映えるスポットってわけでも無かった。

空と海とバイクの青がそれぞれ違って綺麗。ちなみに夕暮れ時はもっと綺麗らしい。今度は夕暮れに行ってみよう。

撮影を終えて、近くの袖ヶ浦海浜公園へ。

ネコチャンカワイイ!他にも野良猫が何匹かいてデレデレしてた。人には慣れている子と慣れていない子がいるようで、みんながみんなこんな近くまで近づいて撮れるわけじゃないのだ。

 

プチ撮影会と散策

 

とりあえず目的達成したしどうすっか。この時点で10時半。まだまだ走れるしとりあえず西にごはん屋さんを探しに行こうということで西へ。

結果鴨川有料道路(現金のみ二輪150円)に迷い込んでしまい鴨川まで出てきた。随分遠くまで来たなあ…

途中、房総スカイラインや迷い込んだ鴨川有料道路が結構楽しい道でそこそこ楽しめた。ごはん屋さん探したけどよくわかんなかったので、デニーズで家族連れに紛れながら煮込みハンバーグ食って帰路につく。

 

鴨川有料道路を引き返して、

 出口付近にある亀岩の洞窟へ。ここは以前インスタバエスポットして話題になった場所。

駐車場から洞窟までは舗装されてる道。

こっちは濃溝の滝。名前は有名だけど近くに行って撮ったりはできないし、なんかパッとしないような。

そしてお待ちかねの亀岩の洞窟。

時期によってはハート型に見えるそう。ただし早朝(6-7時)なので前泊必須かな。

夏はホタルも見れるらしいしキャンプで来たいねぇ。

亀岩の洞窟からはひたすら久留里街道を北上。これがまたいい道だった。中速コーナー多めで走りやすい。

途中から高速使って更に北上。

そして道の駅いちかわへリスポーン。あとは適当に下道でダラダラ。

海ほたるにいたランボルギーニと再度遭遇しつつ帰宅。

結果、

まあまあだけどちょうどいい距離。300km行くと疲れちゃうもんね。

今回ちゃんとした撮影メインのツーリングやってみて思ったけど、やっぱ単焦点欲しいわ(泥沼)

SIGMA Art 50mmが10万だから、うちの子のマフラーとそんな変わらないし行ける気がする...

 

今回のルート↓(Web版グーグルマップがうまいことルート表示しなかった)

 

ICBM(茨城コーヒーブレイクミーティング)に行ってきた

 2月17日に大洗県営駐車場で開催されたICBMに参加してきた。

場所はここ

 

 朝の8時に守谷SA集合なので6時半に家出て、高速に朝日を浴びながらダラダラ高速レーシング。この時期の朝の高速寒すぎるし眠すぎる。

そんで7時半に到着

見ての通り守谷SAの駐輪場がこの時間にもかかわらずほぼ満車。あとで知ったけどここに一回集合してからICBM行く人たちがいたみたい。

忍千と合流していざ大洗へ。リッターツアラーだけあって流石カウルデカイなぁ...

途中友部SAで休憩しつつ大洗へ

10時開会で10時に会場に着いたとたん、既に想定していた以上のおバイクが集合済み。

主催者発表によると268台だそう。天気に恵まれたこともあって相当集まったみたい。

ちなみにコーヒーブレイクミーティングとはいうものの、本家KCBMと違って有志で開催しているのでコーヒーは持参式。むしろコーヒー飲んでた人のほうが少なかった。

一方僕はコーヒーツーセットが持参で、優雅にコーヒー淹れて飲んでた。

誘われて参加したおかげで知り合いゼロだったけど年が近いっぽい人と少し話せたし、やっぱバイク乗ってる人同士話しやすいなって。

そんなこんなでコーヒー飲みつつ、

いろんなバイク眺めつつ撮影タイム

いい天気

エンジンオイル交換に出したら生えたマフラー。こいつに関しては別の機会に。

新忍4 (見切れ)と

こんな感じで満足するまで写真撮って12時頃。お腹も空いてきたしイベントも終了の時間だしでご飯行くため離脱。去り際にヤエーもらった。

お昼は大洗の定番、大洗海鮮市場へ。ちょっと並んでたけどこの天気で日曜ならまだラッキーな方。おすすめされたサバ塩定食がこちら。

刺し身だけでも結構豪華なのにそっからサバ丸ごと一匹とかいうパワー系メニュー。1780円だけどその価値は余裕であるし、むしろ安い。

大洗をあとにしてここからは海沿いをひたすら南下。途中でヤエーもキメつつ、

犬吠埼へ。

日没間際までゆっくりして帰宅レーシング開始。銚子ドーバーラインで夕日を見るという目的も達成して大満足。

帰りは極寒の高速通って道の駅いちかわで休憩して、渋滞に巻き込まれたりしつつ22時頃帰宅。

自分の中では最長記録の360kmと6時半~22時の長時間ツーリングになったけど内容は濃くて大満足。

もうすぐ冬も終わりそうだし本格的バイクシーズンもすぐだな!

 

今回のルート↓

 

 

17年式Ninja400ファーストインプレ

せっかくバイクも買ったし、いろんな趣味をまとめるためにもブログで残しとこうね。

ということで一発目はバイクから

 

Ninja400の概要

 

スペック
  • エンジン:並列2気筒4ストローク
  • 排気量:399cc
  • 出力:44 PS(32 kW)
  • トルク:37 N・m(3.8 kgf/m)
  • シート高:805 mm
  • 車重:209 kg
 
購入した車体について

僕が買ったNinja400は2017年モデルで、ベースは2014年モデルと同じ。購入した2018年11月時点では既に新型にフルモデルチェンジしているので、買ったのは型落ちの中古個体。もともと設定にないオールペンのブルーカラーに一目惚れして業界オークションで競り落としてもらった。

ざっくり

 フルカウルのSSルックな見た目の割に、中身と装備は完全にツアラーのそれで凄く乗りやすい。それこそ教習車(CB400SF)よりも乗りやすい気がする。

車体

車体は650 ccと共通でパワーの割に余裕があり、見た目もデカくて見栄はれる。これが結構馬鹿にならないメリットで、車に煽られにくくなったり見逃されることが減るので安全に走れる。知らない人にナナハンとよく間違われるしデカイのは正義。とはいえ扱いきれない程でもなく、成人男性なら問題ないレベル。

車両の重量は200 kgオーバーと同クラスでも重量級。取り回しはそこそこ大変で慣れないうちはよくひっくり返しそうになっていた。乗ってからは軽快だけどもっと軽いモデルに乗ったことがないため比較はできない。

シート高は805 mmで結構高め。160 cm前半の身長だと信号待ちの時がつらい。

参考:163 cmの足付き

見ての通りかかとは完全に浮き、指の付け根が地面につくかどうかといったところ。車体の重さも相まって乗った状態での取り回しは絶望的なので、だいたい降りて押してる。

ハンドルは位置が高めのバーハンドルで乗車中の姿勢はとても楽。峠で思いっきり攻めたりサーキット行く人には不足するだろうけど、そんなバイクでもないし特に問題はなさそう。小回りもしやすいし。

タイヤは前後ともツーリング用のラジアルタイヤ。最初はつるつるして不安だったけど、慣れてきたらバンクしやすさだったりコーナリング中の安定感だったりのメリットがわかってきて、このタイヤが選ばれた理由がわかった気がした。

トランスミッション

6速のMT。各ギアに割り当てられた速度域が自分にはちょうどよくフィットして乗りやすい。下道では5速まであれば十分で6速は大きい国道等以外ではあまり使わない。ギアの入りは素直でカッカッカッと小気味よくシフト操作できる。Nから1速にする時の衝撃が若干大きい気がするけど、気になるほどではないかな。

 

エンジン

中免で乗れる最大排気量の400 cc、4ストパラツイン。

低回転からトルクがあって巡航は3000回転で十分できるし、高回転まで回せばキビキビとした走行もできる。ただし、~3000回転までのスロットルに対するレスポンスはいまいちでもっさりしてる気がする。

最大トルクは7500回転で、だいたい6000回転くらいからグワッとパワーが出てくる感じ。全開加速は相当速く感じるけど大型から見たらトロいんだろうなぁ...

ちなみに0-100は5秒台中盤らしい。ざっくり車で同じくらいのスペックだとWRXとかそのあたり。

積載

本体そのままでの積載能力はMTなのでほぼゼロ。タンデムシートの下にはETC、車載工具、車検証程度しか入らない。

一方、車体には荷掛け用のフック受けが複数あり、ネットを使った積載にはあんまり困らない。純正オプションでパニアが準備されているあたり完全にツアラーとして売り出してんなこれ。

 

 

乗りごこち

全体的に走りづらい道は特にない。ただしオフロードを除く。

 

下道

低回転のトルクがあるため街乗りは楽勝。ストップ&ゴーが多くてもエンストに気をつかったり加速しづらかったりは特にない。初めて乗るバイクだったけど、特に危険な目に合うことなく公道デビューできたのもマシン性能のおかげな気がする。

すり抜けは滅多にしないけど幅がそこそこあるから結構気を使う。どうしても一番前で信号ダッシュキメたいとかじゃなければ大人しく後ろにいるのが一番。

信号からの加速は普通にスロットル捻るだけで結構スピードが出るため、後続と距離が空くこともしばしば。法定速度までなら数秒で到達するので、周囲の状況よく見て安全に加速しよう。大型の信号ダッシュには結構回さないと追いつけないので無理は禁物。

右左折はニーグリップして視線向けるだけで自然と曲がっていくため、特に気を使わなくても大丈夫。エンストもしづらいため、交差点で立ち往生なんてこともまず無さそう。

 

高速道路

400 ccの本領発揮。高速の合流は持ち前の加速性能で合流車線が短くても大丈夫。3速で思いっきり回すのが楽しい。

100 km/hの巡航は6速6000回転で快適。パワーが出始める回転数なので追い越しの際もギアを落とさなくてもそのままスロットル開けてやれば大丈夫だ。100 km/h程度なら風もカウルとスクリーンがそれなりに遮ってくれるから、疲労が溜まりにくくとても楽。ちなみにスクリーンは三段階で高さを調節できる。最大まで高くしてタンクに伏せると無風になるとかいう実用性抜群の機能。

初めてバイク買うにあたって高速道路適性は重要視してたけど、ここは400にして正解だった。重量あるおかげで横風もそこまで気にならないし安定性もバッチリ。大型にはぶち抜かれる。

あんまり走ってないからよくわからない。車体性能よりも乗り手のスキルがまるで無いため、キツイカーブは怖いしスピード出すのも難しい。ここはもうちょっと慣れてきたら...

峠というよりは高速コーナーが多いワインディングの方が得意そうな気はする。

オフロード

本格的なオフロードは未体験だけど相当厳しそう。キャンプ場の不整地でもヒイヒイ言いながらなんとか乗り切るという感じだったのでなるべく未舗装路は走りたくないところ。でも世の中は広いのでガチガチのSSで林道やオフロードに突っ込む猛者も居るらしい。コワイ

 

 ざっくりまとめ

 SSみたいな格好した完全なツアラー。中免で舗装路、特に高速を使って遠くまでツーリングに行きたい人には最高の選択肢の一つだと思う。見た目もかっこいいし。

 アドベンチャーバイクみたいにオフロードまで突っ込んでいくのは無理だけどそれ以外は基本的にどこでも行けるし細い道もへいきへっちゃら。ノーマルでも積載しやすいから、ツーリングネット使えばキャンプ用品積んでキャンツーもできる。ほとんどなんでも一台でこなせるオールラウンダー、それがNinja400の強み。

 

また気が向いたら更新します。