じゃっくの雑多趣味ブログ

いろんな趣味の備忘録

17年式Ninja400ファーストインプレ

せっかくバイクも買ったし、いろんな趣味をまとめるためにもブログで残しとこうね。

ということで一発目はバイクから

 

Ninja400の概要

 

スペック
  • エンジン:並列2気筒4ストローク
  • 排気量:399cc
  • 出力:44 PS(32 kW)
  • トルク:37 N・m(3.8 kgf/m)
  • シート高:805 mm
  • 車重:209 kg
 
購入した車体について

僕が買ったNinja400は2017年モデルで、ベースは2014年モデルと同じ。購入した2018年11月時点では既に新型にフルモデルチェンジしているので、買ったのは型落ちの中古個体。もともと設定にないオールペンのブルーカラーに一目惚れして業界オークションで競り落としてもらった。

ざっくり

 フルカウルのSSルックな見た目の割に、中身と装備は完全にツアラーのそれで凄く乗りやすい。それこそ教習車(CB400SF)よりも乗りやすい気がする。

車体

車体は650 ccと共通でパワーの割に余裕があり、見た目もデカくて見栄はれる。これが結構馬鹿にならないメリットで、車に煽られにくくなったり見逃されることが減るので安全に走れる。知らない人にナナハンとよく間違われるしデカイのは正義。とはいえ扱いきれない程でもなく、成人男性なら問題ないレベル。

車両の重量は200 kgオーバーと同クラスでも重量級。取り回しはそこそこ大変で慣れないうちはよくひっくり返しそうになっていた。乗ってからは軽快だけどもっと軽いモデルに乗ったことがないため比較はできない。

シート高は805 mmで結構高め。160 cm前半の身長だと信号待ちの時がつらい。

参考:163 cmの足付き

見ての通りかかとは完全に浮き、指の付け根が地面につくかどうかといったところ。車体の重さも相まって乗った状態での取り回しは絶望的なので、だいたい降りて押してる。

ハンドルは位置が高めのバーハンドルで乗車中の姿勢はとても楽。峠で思いっきり攻めたりサーキット行く人には不足するだろうけど、そんなバイクでもないし特に問題はなさそう。小回りもしやすいし。

タイヤは前後ともツーリング用のラジアルタイヤ。最初はつるつるして不安だったけど、慣れてきたらバンクしやすさだったりコーナリング中の安定感だったりのメリットがわかってきて、このタイヤが選ばれた理由がわかった気がした。

トランスミッション

6速のMT。各ギアに割り当てられた速度域が自分にはちょうどよくフィットして乗りやすい。下道では5速まであれば十分で6速は大きい国道等以外ではあまり使わない。ギアの入りは素直でカッカッカッと小気味よくシフト操作できる。Nから1速にする時の衝撃が若干大きい気がするけど、気になるほどではないかな。

 

エンジン

中免で乗れる最大排気量の400 cc、4ストパラツイン。

低回転からトルクがあって巡航は3000回転で十分できるし、高回転まで回せばキビキビとした走行もできる。ただし、~3000回転までのスロットルに対するレスポンスはいまいちでもっさりしてる気がする。

最大トルクは7500回転で、だいたい6000回転くらいからグワッとパワーが出てくる感じ。全開加速は相当速く感じるけど大型から見たらトロいんだろうなぁ...

ちなみに0-100は5秒台中盤らしい。ざっくり車で同じくらいのスペックだとWRXとかそのあたり。

積載

本体そのままでの積載能力はMTなのでほぼゼロ。タンデムシートの下にはETC、車載工具、車検証程度しか入らない。

一方、車体には荷掛け用のフック受けが複数あり、ネットを使った積載にはあんまり困らない。純正オプションでパニアが準備されているあたり完全にツアラーとして売り出してんなこれ。

 

 

乗りごこち

全体的に走りづらい道は特にない。ただしオフロードを除く。

 

下道

低回転のトルクがあるため街乗りは楽勝。ストップ&ゴーが多くてもエンストに気をつかったり加速しづらかったりは特にない。初めて乗るバイクだったけど、特に危険な目に合うことなく公道デビューできたのもマシン性能のおかげな気がする。

すり抜けは滅多にしないけど幅がそこそこあるから結構気を使う。どうしても一番前で信号ダッシュキメたいとかじゃなければ大人しく後ろにいるのが一番。

信号からの加速は普通にスロットル捻るだけで結構スピードが出るため、後続と距離が空くこともしばしば。法定速度までなら数秒で到達するので、周囲の状況よく見て安全に加速しよう。大型の信号ダッシュには結構回さないと追いつけないので無理は禁物。

右左折はニーグリップして視線向けるだけで自然と曲がっていくため、特に気を使わなくても大丈夫。エンストもしづらいため、交差点で立ち往生なんてこともまず無さそう。

 

高速道路

400 ccの本領発揮。高速の合流は持ち前の加速性能で合流車線が短くても大丈夫。3速で思いっきり回すのが楽しい。

100 km/hの巡航は6速6000回転で快適。パワーが出始める回転数なので追い越しの際もギアを落とさなくてもそのままスロットル開けてやれば大丈夫だ。100 km/h程度なら風もカウルとスクリーンがそれなりに遮ってくれるから、疲労が溜まりにくくとても楽。ちなみにスクリーンは三段階で高さを調節できる。最大まで高くしてタンクに伏せると無風になるとかいう実用性抜群の機能。

初めてバイク買うにあたって高速道路適性は重要視してたけど、ここは400にして正解だった。重量あるおかげで横風もそこまで気にならないし安定性もバッチリ。大型にはぶち抜かれる。

あんまり走ってないからよくわからない。車体性能よりも乗り手のスキルがまるで無いため、キツイカーブは怖いしスピード出すのも難しい。ここはもうちょっと慣れてきたら...

峠というよりは高速コーナーが多いワインディングの方が得意そうな気はする。

オフロード

本格的なオフロードは未体験だけど相当厳しそう。キャンプ場の不整地でもヒイヒイ言いながらなんとか乗り切るという感じだったのでなるべく未舗装路は走りたくないところ。でも世の中は広いのでガチガチのSSで林道やオフロードに突っ込む猛者も居るらしい。コワイ

 

 ざっくりまとめ

 SSみたいな格好した完全なツアラー。中免で舗装路、特に高速を使って遠くまでツーリングに行きたい人には最高の選択肢の一つだと思う。見た目もかっこいいし。

 アドベンチャーバイクみたいにオフロードまで突っ込んでいくのは無理だけどそれ以外は基本的にどこでも行けるし細い道もへいきへっちゃら。ノーマルでも積載しやすいから、ツーリングネット使えばキャンプ用品積んでキャンツーもできる。ほとんどなんでも一台でこなせるオールラウンダー、それがNinja400の強み。

 

また気が向いたら更新します。